臨時任用Q&A
  臨時的任用職員の方に対しては年度当初に「臨時的任用職員の皆さんへ」が配布されることとなっています。服務、勤務時間、休暇制度について記載されていますので、こちらもご覧になってください。
     (1)賃金・諸手当
QI 賃金はどのように決定されるのですか

常勤職員の初任給決定の計算に準じて決定されます。常勤職員の計算方式とは一部異なり有利にな
っていますが、上限が定められています(教育職2 -77 学校行政職1 -37 (2013県労連闘争で8号
改善) 技能職(2)1-105)なお、1/1昇給はありません。
 
     ◆計算例(次の経歴を持つ者が2017年4月に臨任教員として採用された場合の給与)

02年3月       高校卒
02年4月~20Q8年3月 大学
08年4月~11年3月  民間企業
11年4月~13年3月  非常勤講師
13年4月~14年3月  無職
14年4月~17年3月  臨任
17年4月       臨任採用

1 高卒後から2017年4月までの15年間の経歴を月数に換算します。
 ①2002年4月~2017年3月の180月の内、学歴免許取得に関わる正規の期間(大学
  のうち4年=48月)は除算します。 180月-48月=132月の内訳は以下のような計
  算となります。
 ②浪人・留年・アルバイト・派遣労働・無職期間は、「前歴換算率0、5」です
   (高卒浪人12月十大学留年24月十無職12月)×0.5=24月
 ③民間企業の正規採用歴は、「前歴換算率0.8」です。
  民間企業期間12月×0.8=9.6月
 ④非常勤・臨任期間は、「前歴換算率1.0」です。(非常勤の場合は、足掛け3月以
  上の任用に限ります。)
  非常勤・臨任期問72月(6年)×1.0=72月
 ⑤②十③十④=105.6月=106月(端数処理)

2 次に「基準初任給」にこれを加算します。1年で経験年数4号加算となります。
 ①「基準初任給」 2 -13
 ②最初の60月分は「12月で4号換算」となりますので、60月÷12×4号=20号加
   算となります。
 ③次の60月分は「15月で4号換算」なので、(106-60)÷15=3.06となり、端数は
  切り捨てとなりますので、12号加算となります。(*常勤職員の場合は「18月で4号
  換算」となります。)
 ④さらに経験月数がある場合には「18月で4号換算」で計算します。にのヶ-ス
  の場合には該当しません)
 ⑤①に②③を加算すると、2-13(「基準初任給」)+20+12=2 -45 となります。
 ⑥これに初任給加算措置(4号)を加算します。
3 上記の計算の結果、初任給は2 -49 となります。

*2014年度に導入した「退職者臨任」の給与は、一律2-37(月例給248、300円)です。

Q2 諸手当はどうなっていますか
 常勤職員と同様に支給されます。(教職調整額、地域手当、義務教育等教員特別手当、通勤手当、
 扶養手当、住居手当、特殊勤務手当など)
 ※その月の通勤手当、扶養手当、住居手当の支給は、月の「1日」に任用されていることが条件
  となっています。
 ※欠員臨任については、o7年の県労連確定交渉で、4月1日が土曜日、日曜日であっても、4月
  1日発令となるように改善されています。
 ※代替臨任で年度をまたいで継続する場合は09年の県労連確定交渉で、4月1日からの発令とな
  るよう改善されています。
Q3 一時金(期末手当・勤勉手当)の支給はどうなりますか
 常勤職員と同様に支給されます。基準日(6/1 ・12/1)に在籍していることを条件に、在職期間
 および勤務期間により計算されます。
Q4 退職手当は支給されますか
  足掛け6月以上勤務すれば支給されます。(12ヶ月勤務 月例給×0.522月)
 ※(4)のQ3を参照

(2) 勤務と権利
QI 任用期間は、どうなりますか

 原則として6ヵ月以内の任用。更新によって最長1年まで任用されることがあります。ただし、育
 児休業法に基づく任用の場合は、任用期間が1年を超えることもあります。
Q2 事務引継ぎ日の取扱いは、どうなりますか
 産休、育休代替に関する場合にのみ、引き継ぎ期間が認められています。
Q3 勤務時間の割り振りはどうなりますか
 常勤職員と同じです。
Q4 年休の取扱いは、どうなりますか
 ①その人の継続勤務期間と任用予定期間を合計した期間が6月以内の場合
  ・継続勤務期間等が2月未満の場合は付与されません。
  ・継続勤務期間等が2月の時は3日。
  ・継続勤務期間等が2月を超える時は3日に加えて、1月について1日を加算。
    3月→4日 4月→5日 5月→6日 6月→7日
②その人の継続勤務期間と任用予定期間を合計した期間が6月を超える場合
  ・6月までの期間は8日(*11県労連確定闘争によって1日加算されました。)
     この8日は10月月以降に繰越されません。
  ・6月を超え、残りの任用期間が10ヶ月以内の者は、勤務が6月を超えた時点(以下「基準日」
   という)で、10日付与されます。
  ・6月を超え、基準日から残りの任用期間が11ヶ月の者は、11日付与されます。
  ・6月を超え、基準日から残りの任用期間が12ヶ月の者は、12日付与されます。

 ◆2017.4.1新規任用者の例    終業式 始業式   
 17.4.1  17.10.1(基準日)  18.3.30  18.4.6  18.10.1(基準日)
 ●―――――――――――  ―●――――――――――  ―――●―――――――  ――――――●―――
 辞令17.4.1~9.30  辞令17.10.1~18.3.30   (継続みなし)辞令18.4.1~  9.30
 8日付与(17.10.1以降へ繰
り越し不可)
 この事例が出た時点で18.3.30までの分として10日付与    この事例が出た時点で18.10.1から19.9.30までの         年休日数は12日となるから、さらに2日付与  
   ※3.30までに10日を使い切ってしまうと、4.1から9.30までの年休は2日になってしまうので注意!  

  ・以後、毎年基準日において労働基準法で付与される年休の日数(6ヶ月経過後1年日は10
   日、2年目は11日、3年目は12日、4年目は14日、5年目は16日、7年目以上は20日)
   と条例で付与される日数(6ヶ月経過後任用期間1月は1日、2月は2日、… 12月は12日)
   と比較して多いほうの日数を付与します。
 ③年休の繰り越し
  ・初任の日から6月経過までの年休は繰り越せません。
  ・6月経過後の次の1年の年休未消費分から繰越が発生する。つまり繰り越しができるのは1
   年6月経過後からです。
  ・任用期間終了から次の任用開始までが原則10日以内の場合には任用期間が継続しているもの
   とみなします。ただし、次年度も任用される場合は、日数にかかわらず、継続勤務とみなし
   て年次休暇を付与します。
 ④ 年休取得単位
  ・1日を単位としていますが、時間を単位にとる事ができます。1時間単位で取得す るときは
   8時間をもって1日に換算します。

Q5 その他の休暇はどうなりますか
 ①夏季厚生活動(夏季休暇) = 任用期間に7月または8月が含まれ、任用期間3月以上の場合、
   1日を単位(必要があると認めるときには4時間を単位)に5日の範囲内で職専免をとれます。
    ※09年の確定交渉で3日から5日に改善されました。
  ただし、7月16日~7月31日までの 任用者 2日  退職予定者 1日
      8月1日~8月15日までの 任用者 1日  退職予定者 2日
      8月16日以降の      任用者 0日  退職予定者 3日

 ②特別休暇 
 ③それ以外の休暇

Q6 研修はどうなりますか
 常勤職員と同様の対応となります。

(3)職務内容
QI 職務内容はどのようなものですか

 常勤職員と同じです。
Q2 職員会議・学年会・分掌会議への参加はどうなりますか
 常勤職員と同じです。
Q3 校外活動等への参加はどうなりますか
 常勤職員と同じです。
Q4 部活動への参加はどうなりますか
 常勤職員と同じです。
Q5 服務関係はどうなりますか
 常勤職員と同じです。

(4) 災害補償・社会保険・福利・厚生
QI 災害補償はどうなりますか

 公務上または通勤途上の災害については、地方公務員災害補償法が適用されます。
Q2 医療保険・年金はどうなりますか
 任用期間が2月を超える場合は全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)・厚生年金が適用さ
 れます。1年を超える場合(産休代替から引き続く育休代替者)は公立学校共済組合に加入すること
 となります。
 *2014年3月から、次の任用が確定している場合には、任用期間の空白があっても社会保険は継統
 することとなりました。(2013年神高教春闘交渉による)

Q3 2016年4月より、私傷病の療養休暇が3日間有給となりました。それ以上休む必要があ
るときはどうすればいいのでしょうか。

 協会けんぽの傷病手当金を申諦して下さい。仕事を休んだ日から連続して3日間(休日・有給を含
 む)の後、4日目以降の仕事に就けなかった日に対して1日の標準報酬日額の3分の2に相当する
 額が支給されます。
Q4 雇用保険(失業給付)はどうなりますか
<任用期間が通算6月以上の者>
 *休職代替等の場合で、当初の任用が通算5月以下(原則3月)でも更新が見込まれる者も含み
 ます。
 公務員は、退職時に支給される退職手当が雇用保険法に基づく求職者給付および就職促進給付の内
 容を越えると認められているため、雇用保険法の適用除外とされています。ただし、勤続年数が12
 月以上(辞令が3月終業式までも可)で退職手当が雇用保険法の求職者給付に満たない場合に限っ
 て、その差額が「失業者の退職手当」という形で支給されます。臨任教職員の場合はほとんど対象
 となります。ただし、退職後週20時間以上の勤務実態がある者は失業とは認定されず支給の対象と
 はなりません。退職後、非常勤講師で雇用される方も支給要件を有します。
① 具体的な手続き
・職員が退職後、管轄職業安定所に求職を行なったが、職業に就くことができない場合、職業安定所に
 求職中であることを証明する書類(ハローワークカードの写し等)を添え、任意の様式により教職員
 部人事企画課あて失業者の退職手当の申請を行う。
  【送付する書類】
  申請書(例参照) ハローワークカード(写) 辞令(写) 退手支給通知書(写)

(例)
         申請書
  失業者の退職手当の支給を申請します。
 住所 OOOOOOOOOO
 氏名 OOOOO
 生年月日 OO年OO月OO日
 電話 OOO-OOO-OOOO
 在職時職員番号 OOOOOOOO
 最終所属 OOOOOO
 本県在職期間 OO年OO月OO日~OO年OO月OO日

・人事企画課で支給要件に該当しているかどうかの判断を行い、該当する場合、資格者証、支給願、ロ
 座振込申出書等の必要書類を本人に送付する。
・給付制限期間経過後、本人が管轄職業安定所に出頭し、職業の紹介を求め、資格者証に失業の証明を
 受ける。
・人事企画課へ資格者証とロ座振込申出書を提出する。
・人事企画課が指定する日ごと(約4週間ごと)に本人が管轄職業安定所に出頭し、職業の紹介を求め、
 支給願に失業の証明を受け、人事企画課に提出する。
・人事企画課にて支給額の受領ごとに、当該金額の支給処理を行う。

問合せ先 神奈川県教育委員会教育局行政部教職員企画課給与指導グループ
     〒231-8509 横浜市中区日本大通33 TEL 045-210-8192

② 支給イメージ
 2017年3月で失職(給与月額30万円)退職手当18万円(0.522月)
   賃金日額 30万円÷30日=1万円
   失業手当日額(失業手当の1口分) 1万円×0.5(0.5~0.8)=5千円(※この係数についてはハローワークHP参照)
   退職手当相当分 18万円÷5千円=36日分    
   支給日数90日-36日=54日        
   総支給額 54日×5千円=27万円(4週間ごとに分割して支給)

<任用期間が5月以下の者>
 雇用保険に加入します。任期途中で退職し、結果的に5月以下となった者も遡って加入する必要が
 あります。(2011年4月より)

Q5 福利・厚生はどうなりますか。
 職場内の健康診断の対象となります。